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経営戦略は、我が身のために学習します!
経営 戦略

1 はじめに

 書店で溢れている経営戦略とは何ですか?それは、もともとは、戦争で勝ち抜くための方法でした。例えば、孫子の兵法は、戦争に勝ち抜く「戦略」です。「孫子」は、約2500年前に孫武将軍によって編纂された世界最古の兵法書です。内容は戦いの戦略を解説した書物ですが、企業経営者にも広く読まれいます。なぜ企業経営者はこの書物を熱心に読むのでしょうか。それは、企業経営は戦争に勝つことと極めてよく似ているからです。
 
 昔、日本は太平洋戦争で米国を中心とした連合国との戦いで敗れました。これはなぜ?日本を含む他国の情勢を十分検証したのでしょうか。自国の戦力を把握していたのでしょうか。また、自軍の有利な環境下でかつ自軍の有利きを継続できるような戦いをしていたのでしょうか。統率者が無能な者に組織で押し切られなかったでしょうか?太平洋戦争においても、兵力に優れた米軍が有利になることは、明らかでした。そのようなことは当時の日本軍もわかっていたはずです。

 無能者の勢力は「あたって砕けろ」的な考え方が非常に強かったのではないのでしょうか。

 経営戦略の学習は、企業が市場で勝ち残り、生き残っていくためにはどうすればよいのかを考えるためのツール(道具)の学習です。戦いに勝つ魔法を解く鍵はありません。「戦略思考」ツールの学習です。

 具体的なケースとして、銀行融資を受けた中小企業でリスケをした企業には、所謂「その他の要注意先」を除き、要注意先以下の区分にランクされた中小企業は、上記の日本軍と同じ経営分析が求められ、ここ3年のうちに、窮境打開をしないと、「経済の舞台からの退場」が待っています。

 ○ 中小企業への銀行融資のうち、リスケした案件は40万社分です。そのうち「不良債権化」したものは、20万社と云われます。
 ○ それら20万社は、今後3年をメドに、「実現可能性の高い抜本的な経営改善計画」(実抜計画)が求められています。その計画が失敗すれば、それらの「不良債権を抱えた銀行債務者企業」は、原則として、法的な破産処理に進むことになります。
 ○ ですから、当該債務者企業は、書店に溢れる戦略本を、現実の世界で実践する必要に迫られています。
 
 企業は経営判断に際して、結果的にも情報を無視していると、全く仕事がなくなる可能性があります。また市場に適応する人材や資金やインフラが必要になってきます。また市場には油断もすきもないライバルが多いです。

 伊丹敬之一橋大学大学院教授は、戦略の定義を「市場の中の組織としての活動の長期的な基本設計図、企業や事業の将来のあるべき姿と、そこに至るまでの変革のシナリオ」と解説しています。田坂広志多摩大学大学院教授は、戦略思考を「波乗り」に例え、「ボードを自在にあやつり、次々やってくる大波や小波をこなしていく。そのためには、刻々と変化する波の形に合わせて体勢を変え、バランスをとり、前に進んでいく。瞬時の反射神経によって、突然の変化にも対応する」と説明しています。 

2 全社戦略
 さて、全社戦略とは何でしょうか。何のためにこのような戦略が必要なのでしょかうか。企業は内部の経営資源(人等)には限りがありますから、企業は全ての事業に同じように限られた資源を投入することはできません。このため、事業への資源投入に、全社規模で俯瞰して、めりはりをつけるためには「全社戦略」が必要です。各々の企業で、限りある経営資源を、より効率的に、そして、将来を見据えて投入する訳です。
 経営戦略の領域論として、全社戦略として考える戦略と、セグメント的な事業戦略があります。弊社のホームページでは、全社理論に続き、別枠で「事業戦略」領域として、ポーター教授の理論等を取り上げ、経営戦略に関する基礎知識の体系を明確にして、学習情報を提供します。

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